足首 固まるときの原因とほぐし方｜歩きづらさ・朝のこわばりを改善する方法

足首が固まる主な原因

「足首が固まるのって、なぜ起こるんだろう？」と思ったことはありませんか？
実は“足首そのもの”だけが問題とは限らず、筋肉・腱・関節・血流・生活習慣など、さまざまな要素が重なって固さにつながると言われています。ここでは代表的な原因を5つに分けて、会話形式で分かりやすく解説します。

筋肉・腱の拘縮（ふくらはぎ・前脛骨筋の硬さ）

「ふくらはぎがガチガチにこっていると足首も動きにくくなるよ」と聞いたことはありませんか？
ふくらはぎや前脛骨筋は足首の動きに直結しており、ここが硬くなると関節の可動域まで制限されると言われています。
特に長時間の立ち仕事・歩きすぎ・運動不足などで筋肉が縮んだ状態が続くと、足首が伸びにくくなります。

関節内の癒着や可動域の低下

「足首を回すとゴリゴリ音がする」「動きが引っかかる感じがする」
これらは関節内で癒着や滑液の循環低下が起きているケースがあると言われています（引用元：https://www.krm0730.net/blog/3078/）。
関節がスムーズに滑らなくなると、無意識に動きを制限してしまい、さらに固まりやすくなるという悪循環になることも。

捻挫の後遺症（靭帯の硬さ・不安定性）

「昔、捻挫したことあるけど、もう治ったはず…」
実は“痛みがなくなった＝改善”ではないこともあります。
靭帯が硬くなったまま放置されると可動域が狭くなり、逆に靭帯が緩んで不安定になると、体が守ろうとして動きを制限し、足首が固まると言われています。
捻挫グセがつくと、さらに固さや不安定感が増すことも。

血流不足やむくみによるこわばり

「夕方になると足首がパンパンで回しにくい…」
むくみや血流の低下は、組織に老廃物が溜まり、筋肉が硬くなる原因になると言われています。
デスクワークや冷え、締め付ける靴なども血行を悪くする要因になります。
むくみと一緒に足首の動きが鈍くなる人はとても多いです。

加齢・運動不足・姿勢のクセ

年齢とともに関節の柔軟性や筋力は低下しやすく、「前より足首が曲がらない…」と感じる人が増えるのは自然なことだと言われています。
さらに運動不足で筋肉を使わなくなると、固さが進行しやすくなります。
また“つま先重心で立つ”“外側に体重をかける”など姿勢のクセも、足首の偏った使い方につながり、結果として固まりやすくなります。

「足首が固まる」と一言でいっても、筋肉・関節・靭帯・血流・生活習慣など、複数の要素が重なっていることが多いです。
まずは“自分はどのタイプに当てはまりそうか？”を知ることが、改善への第一歩になります。

#足首が固まる
#筋肉や腱の拘縮
#関節の癒着と可動域低下
#捻挫の後遺症
#血流不足やむくみ